こんちには!
フロントエンドエンジニア・マークアップエンジニアのリクです!
今回の記事では、フロントエンドエンジニアとして必須と言われるスキルの「React.sj」について解説していきます。
- 聞いたことがない…
- そもそもReactってなに?
- Reactで何ができるの?
上記のように疑問に思っていることを解決できる記事となっています。
今現在、システムエンジニアの需要と共に、フロントエンドエンジニアの需要も高まってきています。
そのフロントエンドエンジニアに求められるスキルとして、HTML、CSSはもちろん、JavaScriptやフロントエンド開発の主流になりつつある「React.js」、「Vue.js」のスキルが必須として求められてきます。
ここでは、フロントエンドエンジニアに求められる、「React.js」とは、Reactの特徴などをわかりやすく解説していきます!
※フロントエンドエンジニアについては、こちらの記事「フロントエンドエンジニアとは?必要なスキルなどを徹底解説!」を読んでみてください。
※WebエンジニアとWebデザイナー違いについては、こちらの記事「「WebエンジニアとWebデザイナー」違いや年収について」を読んでみてください。
1 Reactの特徴
Reactには、代表的な3つの特徴があります。
Reactの公式サイトにも挙げられている特徴を解説します。
宣言的なView(Declarative)
Reactは、UIの部品に対し、「このような表示(見た目)になります。」と宣言するように実装できるという特徴を持っています。(宣言的であることが従来のJavaScriptと大きく異なります。)
これは、誰がみてもシンプルで理解しやすいソースコードの作成を可能にした成果であり、デバッグやテストがしやすいという利点も生まれました。
また、データをどのように配置するかを定義しておくだけで、データの変更を検知し、自動的に表示を更新するといった点もReactならではの特徴です。
コンポーネントベース(Component-Based)
コンポーネントとは構成要素を小さい部品の集合体として考えて設計されています。
Reactでは、部分ごとにコンポーネントを分けることで、カスタマイズしやすくなっています。
jQueryでは、一部を変更する場合でも、全部を変更する必要がありました。しかし、Reactでは変えたい部分だけを変えることができるので、格段に改修や管理、再利用がしやすくなっています。
また、大規模なJavaScriptコードも部品化させることで保守性を高め、既存のReactコンポーネントを再利用することで、開発工数を減らすことができます。
一度学習すると、どこでも使える
Reactは、開発の途中から利用されることを想定して作られています。そのため、新しい機能を追加する場合でも、既存のソースコードを書き換えることなく、開発ができます。
どんなWebアプリにもすぐに導入する手軽さも、大きな特徴の一つです。
簡単なモバイルアプリであれば、SwiftやJavaを使うことなく、JavaScriptとReactの概念だけで作成することができます。また、同様にVR開発もReact VRというフレームワークで開発することができます。
2 Reactでできること・メリット
フロントエンド開発にReactを使うことで、具体的にどんなメリットがあるのかについて解説します。
パフォーマンスが高く、動作が良い(仮想DOMが高速)
Reactには、仮想DOM(Virtual Document Object Model)というレンダリング機構が備わっています。
仮想DOMとは、実際のDOMではなく、React内部に持っているDOMの情報です。
Reactを使うと、React内部に持っているDOMと実際のHTML上のDOMを比較した時に出てくる違いだけが、毎回HTML上に再適用されるため、画面全体がReactで構成されていたとしても、必要な部分しか更新されないため非常に高速に動作します。
SPA(Single Page Application)が作りやすい
最近のWebアプリ開発は、SPA(Single Page Application)がトレンドになりつつあるようです。
SPAの良さは、ページ全てを毎回読み込む必要がなく、効率的かつ高速で動かすことができるという点が挙げられます。しかし、その反面、開発する際には、JavaScriptを多用しなければなりません。
Reactであれば、Reactが持つ3つの特徴を活かして、SPAに必要な高速な動作速度を完全に再現できるので、非常に相性の良いライブラリと言えます。また、未経験の方でもJavaScriptの基本構文さえ理解すればスタートすることができます。
流行のUIのフロントエンドが簡単に作れる
Reactは、世界中で使われているため、Reactのライブラリを使ってUIをコンポーネント化するようになってきています。
あらかじめButtonやFormなどのUIパーツをReactコンポーネントとして扱えるようにして、セット化したものが多くあります。これらを使えば、今風の洗練された画面を作ることができるでしょう。
3 最後に
ここまで、React.jsについて解説してきました。
Reactはモダンな設計であり、開発元が活発なため日々更新されています。
作業効率を大幅にアップできることから、今後ますます需要が高まっていくのは間違いないと思います。
フロントエンドエンジニアとしての将来を考えるのであれば、Reactを習得しましょう!
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